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↑ ジョージ空軍基地に駐機するF-105G-1-RE/62-4427。F型として生産され、ベトナム戦では44th TFSバンパイヤーズの所属として戦っている。後にG型に改造されジョージの35th
TFWの配備された。
35th TFW / George AFB
F-105F/G (1973~1980)
↑ 翼下にシュライク対レーダーサイトミサイルの訓練弾を付けているF-105G-1-RE。この機体はこの後バージニア州空軍に送られ、そこで最後を迎えている。
↑ ジョージ空軍基地に翼を休めるF-105G/63-8275。F型として生産されたが、ベトナム戦争後、生き残りの機体は多くがG型に改造された。生産番号で見ると、この機体の前後のシリアルの機体は多くが事故や被撃墜で失われている。63-8267から63-8273までの7機は全て事故などで失われており、2つ後ろの63-927は、北ベトナムでSA-2
地対空ミサイルに撃墜されている。サンダーチーフは損耗率が高かった。
↑ジョージ空軍基地で翼を休めるF-105G-1-RE/63-8263と63-8265。この2機はシリアルが2つ違いと近い、工場では同じ生産ラインに並んで造られたのだろうが、ベトナム戦争に参加し、多くを失ったサンダーチーフが失われたが生き残った。、しかもその後全然違った経緯を辿ったこの2機が、こうして再び並ぶのは珍しい事かもしれないただ残念ながら手前のGA-263の方は、ディスバレイで墜落して失われた。。
↑ 主翼にシュライク対レーダーミサイルの訓練弾を付けて飛行に出るF-105F/62-4440。燃料タンクのフィンに建国200周年の絵柄が入っているので、1976年の撮影らしい。第561戦術戦闘機中隊の所属。
↑ エプロンが濡れているが、カルフォルニア州北部のビクタービルと言う砂漠地帯に位置するジョージ空軍基地付近では滅多に雨が降らないので、散水かもしれないが珍しい。機体は、F-105Gでシリアルは、63-8351なので、最終生産機(63-8366)の近い最後に造られたサンダーチーフの1機、センタータンクを付けた3本タンク姿である。この機体も1967年から1970年までタイのコンラート空軍基地から北爆の任務を遂行していた生き残りである。