F-15E's Page
↑ 前回と反対に7:5で数の多い336th FSの黄色いチップラインのF-15E。スイモアジョンソン空軍基地にいる4個飛行隊の中で、333/334th FSの2個飛行隊は教育訓練を担当しているので、海外派遣されるのは常に335/336th FSの2飛行隊である。
2025年3月の嘉手納基地航空祭の前には既に地元マニアは、スイモアジョンソンの第4戦闘航空団による2025年の嘉手納基地再派遣を情報として掴んでいた。時期としては4月初めとしか判っていなかったが、4月4日突然北関東防衛局から12機のF-15Eが横田基地にダイバートする旨通知があり、4月5日(土)横田基地ではR/W36でストライクイーグル12機が降りた。私はその時岩国基地にいたが、さぞかし横田基地はお祭り騒ぎとなっていた事だろう。飛来した12機の中で1機が緊急着陸でフックを使って降りている。翌日は、R/W18で多くのギャラリーが脚立とカメラの砲列出迎える中、嘉手納へ向かったが、横田基地ならではの近接でのタキシングシーンは圧巻であったろう。私も2023年のリベンジを賭けて、嘉手納展開をしてみた。
4th FW F-15E deployed to Kadena Air Base
4th FW(2025) in KADENA AB
F-15E 87-0196 SJ F-15E 89-0474 SJ F-15E 88-1704 SJ F-15E 89-0492 SJ
F-15E 89-1708 SJ F-15E 90-0232 SJ F-15E 89-0505 SJ F-15E 89-0483 SJ
F-15E 89-0490 SJ F-15E 88-1670 SJ F-15E 90-0229 SJ F-15E 87-0206 SJ
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↑ 各機共に戦闘爆撃機らしく、スナイパーX爆撃照準器を胴体下に懸架しており、攻撃任務が主体であるのが判る。
↑ この機体はエンジンナセル横に絵でも書いているのかと思ったが、単なる塗装の剥がれのようである。短距離空対空ミサイルは、AIM-9Xが使えるらしく、訓練時もキャプティブ弾を携行していた。航空団内部での機体の移動があったのか、インテーク横のインシグニアは、335th FSチーフスのものが書かれている。
↑ 正面から見ればエンジンナセル左右のコンフォーマルタンクとそれに追加されたハードポイントなど、F-15Eの特徴的なスタイルが良く判る。恐らく新型のF-15EXを除けば、現役戦闘機の中で最大のミサイル/爆弾搭載量を誇る戦闘爆撃機だろう。
↑ 朝は9時を回らないと彼らは行動しない、午前中の飛行訓練はおっとり刀で始まるが、R/W23になればこう言う情景が見られる。しかし太陽の出ている日は、気温が上がり陽炎が立つのでこう言ったシーンはすっきり撮影できない。気温の低い日を選ぶしかないが、そう言う日はR/W23とは限らない。中々上手く行かないものだ・・・
Wings
↑この機体もフィンチップが黄色い帯なので336th FSで運用されている機体だが、インシグニアは333d FSのままである。
↑ 嘉手納基地R/W05-Rで離陸する336th FSのF-15E。同時に訓練するF-35Aの離陸は高すぎて絵にならないが、F-15Eはまだ撮りやすい。この広い主力と強力なエンジンにより、B-29の積載量を優に超える10トンもの爆装が可能なのだ。
↑ 2025年4月に横田基地経由で嘉手納基地に飛来した4th FWの12機のF-15Eストライクイーグルは、335th FS チーフス(グリーン)と336th FS ロケッターズ(イエロー)が5:7で構成されていたが、2023年に飛来した機体(表の青掛け)と半数がダブっていた。