私自身はスイモアジョンソン基地に行った事は無いが、厚木基地の先輩が1970年代後半に行っており、外からバッチリ撮影可能な空軍基地である事を教えてくれたことがある。現在ではYou Tubeでも確認できるが、タキシングが撮れる環境が素晴らしい・・・オシアナ海軍基地からそれ程遠くは無く、車で4~5時間で行ける場所にあるが、サラリーマン時代は限られた日程しか組めないので結局一度も足を延ばさなかった。今後チャレンジしてみたいが、せっかく嘉手納に展開してくれたのだから、そのチャンスは逃すわけにはいかない。しっかり撮っておこう。
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↑ 間に合わないかと急いでポイントに戻ると、運が良い事にまだF-15Eは来ていなかった。その後ホットピットを行った2機だけが、アーミングポイントに来てくれたので、久々にこのシーンを狙う。
4月下中の某日、W氏が「今日はアーミングエリアに車が出て人員が待機しているので、アーミングシーンが撮れるかもしれない」と・・・嬉しい知らせをくれた。F-15Eが離陸して30分が経過していたので、先に反対側の国道58号線で朝鮮半島から飛来した米陸軍のRC-12Xを撮り戻ろうとしたら、もうF-15Eが訓練飛行から戻ってきた。40分少々しか飛んでいないのにである・・・急いでアーミングエリアの方へ移動する。
嘉手納基地のベテランマニアには、二人のW氏がいる。一人のW氏は私の長年の友人で、元は安保の丘で米軍の払い下げ軍用品の観光客向けに小売りを行っていた人物、今はテレビ報道用の大型カメラで報道写真を撮ってる。もう一人のW氏は、昔 横田基地のマニアグループ、「横田チャリンコ部隊」の隊長であった人だ。今はここ嘉手納町に家を買って、撮影三昧の暮らしを送られている。この写真もこの二人のW氏と並んで、R/W23-Lに着陸するF-15Eを撮影した時のものである。
前回派遣の時と異なり、今回彼らは離着陸前後のアーミングやリアーミング作業をランウェイエンドで行わなくなった。従って、エンドでのこうした撮影チャンスは極めて少なくなっている。特に夏場はこの場所は陽炎が強く、影像が大きく揺らぐため絵にならない。未だ気温が低い春季の早朝なら、すっきりした写真が望める。