F-16's Page

Part-10

2016年に嘉手納に飛来して 多くのマニアを喜ばせたオハイオ州空軍の第180戦闘航空団F-16C。オハイオと言えば 大統領選でいつも注目される州で ここを制したものは、全米を制すると言われ、トランプ大統領もここを制して大統領になっている。人口が1100万人と全米で7番目に多い州であり 人種の構成や産業の分布が全米の平均に近いそうで 其の為 ここの結果が全米の傾向を読み取ることができるらしい。
 この州の4番目に人口の多い町 トレド市に この部隊は、本拠地を置く。トレドと言えばスペインのトレドを連想するが スペインにもゆかりがあるらしい。但し 人口の中でドイツ系住民が一番多く 多分非常に保守的な社会を形成しているのだと想像している。
 180th FW / 12nd FSは、スティンガースというニックネームを持ち F-16の機体に最近は大きく蜂が書き込まれている。渡辺明さんから送っていただいた写真と共に私のイラストで飛行隊のスペシャルマーキングなどを紹介していきましょう。(2018年1月 記)
F-16C Block42F 89-2085  この機体 写真ではわからないが エンジンナセルの左側に”Village of Swanton”の文字が入っている。1994年にそれまで使っていたBlock-25から42へ機首転換している。
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第112戦闘機中隊は、1917年創設と言うから 第一次大戦に生まれた古い歴史を持つ飛行隊のようだ。第二次大戦中は、B-24を持つ爆撃中隊であり 爆撃部隊としての歴史も長い。1991年にF-16C/Dを受領する前は、A-7Dを使っていたようなのであるが 塗装が地味だったせいか あまり雑誌などにも掲載されることがなく F-16C/Dになってから 日本のマニアも注目するようになった。私の友人も複数の人が トレドまで写真を撮りに行っていた。