こうして見ると、1979年のF-16A初配備から約10年間で40個飛行隊ものF-16が、空軍の主だった戦闘機航空団に配備されていたことが判る。この他、予備役航空団や州空軍にも続々と配備が続いていくわけである。1991年にTACがACCに編成換えされ、組織が大幅に変わった為、この後に新たに編成されたF-16航空団も在るかと思えば、上記の航空団の内、幾つかは既にに解散したり、名称を変更したり編成を変えたりしている。従って現在では上記の航空団の幾つかがF-16を使っていなかったり 飛行隊の数を減らしたりして、大きく様相が異なるがF-16が米空軍内の主力戦闘機である事実は今でも変わらない。(2006年1月 記)