↑ ハブブラック塗装に良くマッチングした赤尾翼のマーキング。2021年から22年に掛けて第20航空団が傘下の3飛行隊其々1機と上部組織第15空軍の特別カラーに仕上げたF-16Cをお披露目するようになり、マニアから熱い視線が送られるようになった。その中でも最も好きだったのが、第77戦闘機中隊のこの赤いマーキングだ。F-16C/91-0353 Block-50Cに当たる機体になる。
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↑ ほぼオリジナルのマーキングを保っていたF-16C/94-0046。インテーク右側面には20th FWのインシグニア。ACCのカラーステッカーを張っている機体も少なくなってきたが、この機体は昔の大きなサイズのものを貼っている。
↑ 一つ上写真のF-16C/00-0223と同じタイガース所属のF-16C/00-6035。機体が暗いハブブラックだと黄色い帯が良く目立つ。両機共に胴体下にスナイパーXRを懸架している。
一時は凄い勢力を誇っていたアメリカ空軍のF-16部隊であるが、次第にF-35Aに取って代わりつつある。アメリカ本国で予備役部隊と州兵航空隊を除いてしまえば、F-16の戦闘機航空団は、このショー空軍基地の第20航空団だけになってしまったのである。日本にいると三沢基地の2個飛行隊、朝鮮半島オーサンの1個飛行隊/クンサンの2個飛行隊とF-16C/Dの部隊が多いので、まだまだ身近ではあるが、PACAF(アメリカ空軍 太平洋航空軍団)のF-16C/Dも引退が始まるようであり、淋しい限りだ。嘉手納の軍関係者によれば、今回のショー空軍基地第20航空団のF-16派遣が、最後のF-16派遣になると言う事。公式発表ではないので、あくまで噂として聞いてほしい。それが現実なら、尚更F-16の勇姿をより多く残しておきたいものである。(2025年1月 記)
↑ F-16C/91-0364 は、第363戦術戦闘航空団(363rd TFW)時代から、ずっとショー空軍基地にいる機体で、第363戦術戦闘航空団が第20航空団に切り替わった際も機体はそのままスライドされている。私も昔からの習性で最初に出会った航空機は必ず真横を撮るので、どれも真横の写真が記録されてしまうが、当ホームページでは出来るだけ、真横の写真が全てにならないように角度を変えて掲載してます。
↑ ”044”の機体ナンバーが小型で横幅が小さい、それでいて”AF”下の会計年度”94”は従来の文字のまま。
↑ 今回嘉手納基地に展開しているF-16Cは12機とも14機とも言われるが、当初12機飛来して以降、追加で2機飛来し14機になったとか、機体交換したので12機のままと言う話もあり、実態は地元の人でもよく知らないようである。私が10日間に確認出来たのは11機、SNSで確認が撮れた1機で計12機ではないだろうか・・・
↑ 週明け初回訓練では飛ばなかったF-16C/91-0353の赤い賭博師は、8日水曜日には飛行を始めた。最初に上がるF-22等がR/W05-Rを使い、F-16Cはほぼ全てR/W05-Lを使って離陸して行った為、撮影者は前後に振られ走り回ることに・・・・この機体は、1999年のコソボ紛争の時に、旧ユーゴスラビア空軍と思われるMig-29を撃墜しているので、左側側面には撃墜マークがある。
20th FW
↑ 第79戦闘機中隊のF-16C/00-0223。2000年国防予算で追加された10機の内の1機で、ほぼ最終ロットに近い製造機。
↑ この角度と朝の光ぐらいで尾翼の絵柄がはっきりと表れるハブブラックのライトグレー文字。SNSで確認すると、この塗装と同一のF-16C/01-7052が存在するようであるが、私が展開した10日間1度も飛行していない。