さて 今回嘉手納基地に展開していたF-16Cは、12機説と14機説があったが、私は恐らく以下の12機が正解ではないかと考えている。92-3920/20th
FW Commanders, 91-0353/77th FS Commanders, 94-0044/77th, 94-0046/77th,
94-0047/77th, 91-0364/77th, 93-0536/77th, 01-7052/77th, 00-0223/79th, 00-6035/79th,
91-0368/77th, 92-3923/??, の以上12機である。
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↑ 普天間基地をR/W24で離陸する20th FWのF-16C。制動ワイヤーの関係でか、今回普天間基地でF-16は風向きに関係なく、海側へ離陸して行った。しかも離陸後”普天間ひねり”とも言える大きく左側にバンクしていくのである。上の写真は午後2時過ぎなので逆光であったが、午前中早い時間なら順光で背中がはっきり撮れるだろう。
↑ 海岸に近い撮影ポイントに比べ、フェニックスなど撮影の邪魔になる木も多く、右に傾いたひねりの姿勢も望めないが、単焦点レンズで300㎜あれば真横をすっきり撮影できる。但しF-22/F-35の様な機体は、尾翼の文字が見える瞬間が短いので注意が必要。
↑ 彼らはあまり早起きではないが、せっせと毎日9時から10時に掛けて6~8機が訓練に出る。私が滞在していた間に月金と2日休憩を入れていたが、週末土曜日も訓練に励んでいた。1月初旬北風が強く、曇れば気温も10℃以下、ランウェイはもちろんR/W05であるが、05-Rタキシーウェイのエンドが工事中の為、この日はR/W05-Lでタキシーバックして R/W05-Rから離陸すると言う変則行動をとった。
↑ 嘉手納のR/W05-Rから離陸する50th FWのF-16C。翌週月曜日から10機程度が普天間基地に移動し、日米で始まった即応訓練に参加、嘉手納基地から離陸するF-22Aとのダクトを行って、普天間に戻るというパターンで、午前中4機 午後4機しか飛行しなくなる。F-16Cを目当てに嘉手納に集まったマニア諸氏は殆どF-16が撮れなくなるのである。
20th FW
↑ 上2枚の写真を比べると色の出方が違う。ハブブラックに使われる塗料は、ラプター同様太陽光の強さや方向で異なった反射光を返してくるので、同じ塗装なのに違って見える時があるのだ。
↑ 彼らが普天間に移動する前に、曇天の時は出来るだけショートレンズで着陸を狙おうと、国道58号線で待機して、彼らの飛来を待った。曇っていても被写体との距離が近い為、空気の層が薄いので比較的すっきりとした絵が撮れる。