F-16's Page
150th FWには、隣接するホワイトサンズミサイル試験場で実験を支援する分遣隊も存在していた。これを150th DES(Defense System Evaluation)といって ミサイルのターゲットとなるデコイやターゲットミサイルを試験場で投射するなど多くの支援業務を請け負っていたようである。F-16C 85-1408もその一機で 尾翼のラインが150thFGたFWの機体とは色違いである。
アリゾナ、ニューメキシコ州の砂漠に”道走り鳥” Roadrunnerと呼ばれる鳥がいる。バックス・バーニーで有名なルーニ-・ティーズのキャラクターシリーズで、コヨーテとロードランナーの追いかけっこがある。「ミィ・・ミィ・・」と鳴きながら爆走するロードランナーをコヨーテがあの手この手で捕まえようとするドタバタアニメであったが、私もアリゾナの砂漠でこいつを見た時は、車で追いかけてみたくなり、自らがコヨーテ君になってしまったことがある。何せ飛べないくせに走るのはダチョウのようにやたら早いのである。正式には”オオミチバシリ”の言う名でカッコウ科の鳥らしい、体長60センチほどで小型の鶏ぐらいある。ガラガラ蛇などの爬虫類が好物であるが、何でも食べる雑食の鳥だ。前置きが長くなったが、この道走り鳥をインシグニアにしているのが、150th FW/188th FSである。私は嘗てA-7D時代に一度撮影できただけであるが、最近はニューメキシコの”NM”のレターを "MN"と紛らわしい上記のミネソタANGに譲り ロードランナーを大きく尾翼に書き込むようになった。本拠地はアルバカーキの国際空港においていたが、2010年に残念ながら部隊解散したようだ。 

尾翼のマーキングが大きくい変更され 当時の流行?でもあった尾翼に動物を大書きしたタイプになった。ミチバシリ鳥が爆弾抱えて急降下するデザインは悪くない。雑誌でこれを見たときは、ニューメキシコまで遠征したくなったぐらいである。このF-16C 87-0292は、イラク遠征した時のもの。

FWに名称改変される前の150th FG時代のF-16C Block-40E 89-2015。尾翼付け根の濃いグレー部分が少し変わった塗り方で特徴的だ。
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タコスは、やたら美味しいが、部隊名もTacosですかい!!アメリカに行ったら”Tacobell”でタコスを食べよう・・・本来 とうもろこしの薄焼きベースにキャベツとチリで煮込んだ肉とチーズにホットチリソースをかけた比較的低カロリー食品なのだが アメリカ人はそれにもの足りず ホイップクリームなど高カロリーの物を挟み込んで 食べている。だからブーちゃんになっちゃうんだよな・・・・

2007年 150th FWが再びイラクへ派遣された際は、コックピット横にパーソナルマーキングが施され イラストのようにF-16C 87-0306では、髑髏のマークが書かれていた。

150th FW,188th FS