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戦術機動を見せてくれたF-35A、F-16やF-15Eの迎撃戦を見せてくれたが、大きなエンジンのパワーには圧倒的な力を感じた。F-35A/15-5160、以前は、ルークAFBで訓練を担当していた機体。
↑ フルアフターバーナーで離陸するF-35A/17-5241。以前は「WA」のレターを付けていた機体で6th WPSに所属していた。

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F-35Aの部隊で次にご紹介するのが、ネリス空軍基地に現在本拠地を置く422nd TESと言う部隊のF-35Aである。この飛行隊の所属機は、テールレターが「OT」と書かれている、そうF-4GやF-15シリーズ、またF-22Aでよく目にしてきたテールレターであるが、何をやっている飛行隊かと言えば、要は搭載する武器や火器管制装置などの試験と評価を主な業務として行っているのである。その他近代戦に欠かせない電子機器の運用評価、戦術の立案なども彼らの業務であり、湾岸戦争でも彼らの仕事は大きな成果に結び付いたとされる。部隊の起源は、第二次大戦中のイギリスにおいてイギリス本土に夜間侵入してくるドイツ軍爆撃機の要撃任務の為作られた飛行隊で、アメリカ陸軍で最初にP-61ブラックウィドウを装備した変わり種の部隊であった。現在の422nd TESの任務には、夜間における航空機の運用能力の向上を目指した様々な機器のテストや評価が加えられ、創設時代の血を受け継いでいるように思える。(2020年2月 記)
デモ機の予備として用意されていたF-35A(AF-209)/17-5267
↑ F-35A/17-5271(AF-213)。 F-35Aの機動性を余すことなく見せつけてくれたデモ機。F-35Aは一般に機動性が劣るなどと言う評価があったが、目の前を飛ぶF-35AはF-15cやF-16Cと比べて遥かにパワフルで機動性も優れているように見えた。 
横から見ると「メタボの雀」であるが、正面系は実に美しいフォルムである。ネリスでのデモンストレーション飛行に使用されたF-35A
Wings
ショー本番時予備として用意されていたF-35A(AF-209)/17-526は前日金曜日にフライトを行った。
F-35Aの力強い離陸は印象に残るが、機体に対するエンジンの大きさもまた特徴的である。このF-135と言う化け物エンジンはアフターバーナー使用時に191kNと言う凄いパワーを出す。これは、FA-18Eのエンジンが2本アフタバーナーを焚いた時の合計パワーに等しい。それだけにエンジンの直径は大きく比較的小柄のF-35Aにつけた場合、何かエンジンに羽が生えた飛行機に見えるのである。