パイロットのヘルメットは、HMDSと呼ばれる新型のもののようで、まるでスターウォーズの帝国軍宇宙船のクルーのようである。センサーで捉えた映像を360度どの方角でも映像として目の前に投影できるそうである。2017年10月ですでに世界各国500人以上のF-35パイロットが進空しており今後も増殖していくはずだ。
Ⅱ
AF-99(14-5098)、本機は、2016年夏に部隊に納入されているが、ヒルの388th FWと並行して 訓練航空団であるルークの56th FWの各飛行隊にも期待が納入されており 訓練飛行隊と実戦部隊の要求に従い 機数は充実しつつある。ヒルAFBでは、羊マークの34th FSの次に 風神の4th FSにも2016年9月から配備が進んでいる。
2017年10月、米空軍は12機のF-35Aを嘉手納に派遣すると発表、最初の2機が10月30日嘉手納に到着した。推力も直径も馬鹿でかいエンジンを積んだ単発のF-35Aは、「メタボの雀」のような印象で、あまり好きになれなかったが、F-16シリーズに替わっていやが上にも次世代の海空統一の主力戦闘機になる。これまで主力戦闘機と言えば、数量的に空軍がF-16系、海軍・海兵隊はF-18系と2つの両横綱時代が続いたが、再び海軍から空軍までをF-35が数量的にも制覇しそうな状況で、オールマイティだったF-4ファントム全盛時代が再来しそうである。
 1980年配備されたばかりのF-16Aを追って友人とユタ州ヒル空軍基地を訪問したが、その時撮れた部隊の一つが第34戦術戦闘中隊(34th TFS)のF-16A/Bだった。あれから38年目にして、今度は配備されて間もない34th FSのF-35Aが日本にやってくるとは・・・何かの縁かもしれない。あまり好きになれなかった機体だったが縁となれば、今度は私が嘉手納に出向くしかない。2018年1月16日休みを取って3日間嘉手納に展開したが結果は如何に・・・・。(2018/1/19記)
Wings
F-35A8機の他、地元18th WGのF-15C/D 約10機もランウェイエンドで離陸を待っていた。約1時間後、F-15の一群はハンガーに引き帰えし、それを追うようにF-35Aもハンガーに戻って行った。雲一つ抜ければ上空は青空のはずだが、離着陸でのリスクを避けたようで この時那覇の自衛隊F-15J2機もエマージェンシーで珍しく嘉手納にダイバードしている。結局 2日目にして、まともに1機も写真が撮れなかった私・・・明日のラストチャンスに賭ける。写真は、その時証拠写真的に撮影した466th FSの隊長指定機 HL-5122. 右手に419th FWのインシグニア、左手には、466th FSのインシグニアである毒蛇ダイアモンドバックスが描かれている。尾翼にはダイヤモンドバックスのダイヤが並んでいる。F-35Aはこの日の夜、嘉手納で初めての夜間飛行訓練を行った。419th FWと388th FWとのアソシエートなのかもしれない。
地元マニア諸氏より「F-35の離陸は高すぎて殆ど絵にならないよ」と言われていたので期待はしなかったが、離陸を離陸をも撮りにいかなかった場合、F-35の撮影の機会は一層少なくなる。取敢えず離陸撮影ポイントに向かったが、私以外誰も来ていなかった。1機目の離陸を見て
「こりゃだめだ・・・」と落胆・・・尾翼のテールレターでさえ水平尾翼との位置関係から見えるのは一瞬である。
Twelve F-35A Lightning II aircraft and approximately 300 Team Hill Airmen from the active-duty 388th Fighter Wing and Reserve 419th Fighter Wing here departed Oct. 30, 2017, for a six-month deployment to Japan So I went to Kadena AB Jan.2018.nn.
2018年1月の第三月曜日、つまり2018年1月15日はキング牧師の誕生日を祝うアメリカの祝日である。この日は祝日で休みとなるので、これを避けて1月16日から嘉手納入りした私であるが、何と天気は良いのに、昨日に引き続き軍は連休を取っていた。翌1月17日は、早朝から「朝焼け」で怪しい天気・・・しかし天気が悪くとも訓練はやるだろうと高をくくっていた。昼前からF-15が連続して離陸、13時頃 F-35A 8機がランウェイエンドのラインナップした。しかし 雨足は次第に強くなっていく。只 この日だけはR/W23の南風である。最初に出てきたHL-5102は、ここで散々待たされたが結局離陸できなかった。
離陸した8機の内、一番低い離陸シーンでもこれ↑である。ファインダー内に何とか収まったが、もう数分の一秒ずれたらナンバーが写りこんでいたかもしれない。しかし私にはそんな技がなかったんです~・・・・
さて離陸が済めば、移動して着陸を待つのみである。F-35の飛行時間は比較的長いと聞いていたので、そのつもりで砂辺の撮影ポイントで待機である。地元マニア氏「殆ど右を使うよ」とのアドバイスであったが、但しR/W05-Rightで待っていてLeft降りされる事は度々なので、長玉も用意しておく事に。予想通り最初の2機は、R/W05-Left降りした。
嘉手納空軍基地R/W05-Leftに着陸するF-35A(14-5106と14-5100)。ヒル空軍基地第34戦闘機中隊(34th FS)には、2015年6月から配備が始まっておりAF-77(13-5071)が配備初号である。この2機ともに2017年上半期に納入されている。
彼らは、どのような感じでランウェイに迫ってくるのか・・・オーバーヘッドを殆どしないと聞いていたので、ストレート・インしてくるF-35Aを待つこと 離陸して1時間半、ゆっくりとしたスピードで舞い降りてきた。実にスローな感じだ。
国道58号線アスファルトの照り返しで機体の下面が明るく見える。F-22同様のっぺりした曲線で構成され、レーダー波を反射し易すそうな角が見当たらない。エンジンナセル横のマークは、388th FWのもの 反対側は、34th FSのインシグニアである。
さて 残りの6機は、右のランウェイを使ってくれたので撮影の基本に戻り、できるだけ被写体に近づいて200㎜単焦点レンズで撮ることにした。
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さて 3日間の嘉手納行で既に2日外した私、1月18日は夕方帰宅せねばならない為 もう運を天に任すしかなかったが、昨晩 夜間訓練をしていることから、下手をすれば今日も日中は飛ばない可能性があった。案の定、午前中何の動きも見せない彼ら・・・12時前に漸くACL(Anti Collition Light)を点け始めたので、クリアランスが出たことを確認して離陸ポイントに向かった。因みにF-35AのACL(衝突防止灯)は、白いLED ライトを使用しておりバッテリチャージャーのランプの様に比較的間隔が長い点滅である。F-15との違いは夜でも一目瞭然であった。
シリアルからすると おそらく昨年2017年に納入されたばかりのF-35A(AF-119/15-5128)。