↑ 嘉手納基地の元海軍航空エリアにあるハンガー内で展示された319th ERS所属のMQ-9 リーパー。全長は11m、全幅は20mも有り、重さは約2トンである。左翼に付けているのは突起などが無いので只の燃料タンクかもしれないが、普段の飛行では断面が四角い棒状のセンサーを右翼に携行し、このように燃タンは左翼に付けている。格納庫は長い間哨戒機部隊が使用していたので、各飛行隊の記念ペイントが壁を飾っている。
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↑ 2025年3月某日 嘉手納基地R/W23-Lに着陸する319th ERSのMQ-9/21-426。
嘉手納基地に於いても活発に運用がされているMQ-9 リーパー。2025年3月22日 319th ERSのMQ-9が、海兵隊のVMU-3のMQ-9と共に嘉手納基地のハンガー内で公開されたので、その模様をお届けしたい。(2025年4月 記)
"Reaper"とは農地の草刈りガマでバサッリ刈り取ることを指すが、これが17世紀頃から死神を指す単語になっている。大ガマを持つ骸骨は人間の死に対する恐怖心等を神格化、又は擬人化したものである。敵に対し死をもたらす死神または悪霊として、米軍の軍用機や部隊名には良く使われる固有名詞の一つだ。MQ-9は、2007年に正式配備された遠隔誘導方式の無人偵察/攻撃機で2名での操作を基本とする。様々な武装を利用できる事から、中東地域でもテロ組織の攻撃などに使われ有名になった。