VA-115
USSミッドウェイの艦載機も1980年代以降はロービジ塗装の波に飲まれ、次第に明るい機体は少なくなって、ついにはダークグレー一色に変更された。特にF-4SからFA-18A 3個飛行隊に変更された頃には、A-6E部隊も例にもれずVA-115に加わってVA-185も配備され、KA-6の一部を除きグレー色にすっかり染まった感がある。1991年の湾岸戦争にも参加しているが、この頃には機首下面にTRAMセンサーターレットと呼ばれる目標識別パッシブセンサーを付けた機体が主流となり、レーザー光を出すこともできるのでレーザー誘導爆弾での攻撃でも力を発揮できるようになった。マーキングについては1994年頃から隊長機に限って色が付き始め、海軍機ファンにとって嬉しい状況に展開している。
Tail-Marking of NF-500 (1995)
↑ 1993年のWing93の際、厚木基地内で展示または駐機していたVA-115のA-6E。
(1994)
(1994)
(1994)
上写真のパイロットがかぶっているヘルメットは、APH-6A デュアルバイザータイプ。夜間攻撃任務の際、スモークグラス1枚タイプでは視界を妨げる為、無色透明バイザーグラスを併用できるようになっている。
(1991)
(1994)
(1996)
(1995)
Tail-Marking of NF-500 (1996)
↑ 1993年初夏 厚木基地で飛行訓練を行うVA-115のA-6E。
三沢を訪れたVA-115のA-6E(NF-511)、機首の様子がよく分かる。大型の機首レーダーがAN/APG-148。左側がパイロット席で右は航法士(ASO)、機首の下に丸い球形のものが TRAMで後期A-6Eにはほとんど追加装備された。エンジンの吸気口が前車輪のすぐ真上にあるため 空母での発艦作業の際 スチームカタパルトに前脚をセットする作業で 作業スタッフがエンジンに吸い込まれる事故が時々起きた。
拡大するとパイロットの表情が良くわかる
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