VAQ-209
前回2022年の夏から派遣されていたVAQ-209が、2025年6月、3年ぶりに再び日本に派遣された。前任の部隊から従来は派遣先となっていた三沢基地に駐留せず、ずっと嘉手納基地をベースに活動を始めたVAQ部隊。今回も嘉手納基地でVAQ-131との部隊交代式が行われたようで、予備役部隊という事もあり半年を待たずに、別のVAQ部隊に交代するのではと言う予想をする人も多かった。今回の派遣ではVAQ-209の隊長指定機となっていたAF-500は姿を見せず、替わりにVAQ-129のマークを付けた”NJ-506”と”Nj-516”の2機がメンバーに加わった6機体制での飛来だった。当HPではマーキング別にページでの紹介をしている関係でNJ-506/516は、VAQ-129のページで紹介させて頂く。2025年10月7日 次の部隊として噂されていたVAQ-135の6機が飛来した事から、数日中に本国に戻る事になるであろう。(2025年10月 記)
↑ 機体の飛行時間や訓練計画により、週によって良く飛ぶ機体とそうではない機体があるが、私が居た1週間でAF-501は1回/AF-506は2回にか訓練飛行していない。その他のAF-502/503/504/NJ-516は、毎日のように飛んでくれたが、既に交代時期が近いのかもしれない。
EA-18G/AF-504/Bu.No.168942
↑ 実は10月の嘉手納行を計画していた時点では、このVAQ-209は帰国して、次の飛行隊が来ているのでは・・・と予想していた。しかし、運の良い事にまだ彼らは嘉手納基地で訓練を行っていたのである。海軍機は時々このように極めてショートカットでタッチダウンすることがあり、旋回角度が深い事から翼の上が見える事がある。
↑ 派遣されたEA-18GのAF-502/503/504は、3年前の飛来時とビューアル・ナンバーは変わっておらず、機体の入替が行われてはいないことが判った。AF-501は今回Bu.No.を読み取れるような写真を撮れなかったので確認できないが、恐らく3年前と変化ないものと思う。
EA-18G/AF-502/Bu.No.168251
↑ すでに派遣されて4か月目にあたり部隊交代が近いせいか、訓練飛行も正午前後からしか始めない。「この飛行隊・・昼飯喰わないと飛ばないのか?」とつい冗談も出てしまうようだった。写真はR/W-05Rに着陸の為、オーバーヘッドアプローチするVAQ-209のEA-18G。
この記事を書いている内に、2025年10月7日 新たな部隊VAQ-135のEA-18Gが、6機嘉手納基地に飛来したと言う情報が入った。やはり カラスが来たのだ。隊長機は色気のないカラスだそうだ。
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EA-18G/AF-503/Bu.No.168389
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