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VAW-116

↑ Modexの斧は、VAW-116のインシグニアのマークからデザイン化されたものである。飛行隊のモットーは"Lead the Way!"(先頭を行け!)

"Sun Kings"と言うユニークな部隊名を持つこの飛行隊は、1967年にE-2Bを受領して発足した。これまで多くを太平洋方面で過ごして来たが、1975年ごろ1次的にCVW-8に所属し、USSニミッツで大西洋方面の任に就いた事もあったようだ。CVW-115のように1つの空母航空団に長くいる事がなく、転々と所属が変わっている。1990年のデザート・ストーム(湾岸戦争)時は、USSレンジャーに搭載され参加。その後もアラビア海周辺の監視業務に度々従事し、活躍した功績で1992”Battle E”賞を受領した。1994年以降もイラクの飛行禁止の監視任務に活躍している。1998年に23年間本拠地としていたミラマーを離れポイント・マグ−に移っている。
 写真は、1999年に横須賀に寄航したUSSコンステレーションの甲板上で初めてお目にかかった彼らをファインダーに収めたものである。
Wings

VAW-116もまた1967年にVAW-11の分遣隊から独立して飛行隊となった部隊である。1970年にE-2Bを受領してCVW-9に配属され、空母コンステレーションと共に行動している。1976年には太平洋方面から大西洋方面の航空団に移動し、CVW-8、CVW-17と移動し、1978年にUSSフォレスタルで地中海、大西洋に展開している。1980年にE-2Cを受領してから、再び太平洋方面に戻り古巣のUSSコンステレーションに載ることになる。1980年代後半は一時USSレンジャーに載っていたが、1994年からUSSコンステレーションに戻って、イラク沖のサザンウオッチ作戦などに従事しているから、空母コニー(コンステラーションの愛称)は彼の母艦のような存在だ。イラクでの功績と安全運航から1999年に、VAW-116は海軍作戦部長賞の安全賞”S”を受賞している。

VAW-116の各機は、全機フルカラーのマーク入りで 機首のModexナンバーには、斧のシルエットがあしらってあった。”Sun King"のマークは中々ユニークである。