VFA-97
FA-18A/C

A-7時代から航空母艦に艦載され運用されてきたVA-97は爆撃など攻撃任務を主としていた。それがF/A-18Aを受領してから戦闘機の任務も兼ねるようになり、C型に更新されたらローテーションで岩国基地に半年間配備されるという・・・そうなれば軍用機マニアの端くれとしても、5月の岩国基地公開日には絶対に行かなくてはならない。2004年5月早速彼らに会いに出かけた。

(2006)
(2006)
(2006)
(2006)
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A-7E時代のマーキングをそのままFA-18Aに踏襲した時代のもので、こうして見るとセンスが良い塗装に見える。しかしA-7時代の青い基調のテールを見慣れた人から見ると色使いやシェブロンのラインの流れに違和感のあるマーキングなのだ。USSカールビンソンに載って航海に出た際にCAG機のみ、この派手なマーキングが施されていたが、他の機体はグレーのツートーンである。尚、尾翼内側にはVFA-97の新しいインシグニアが書き込まれていた。
他の機体のマーキングではこのキラリ歯は無く、舌を出している絵柄である。”000”トリプルナッツだけが、鷲の顔が異なるのをご存知でしたか。トリプルナッツは海軍では最近使わないナンバーであるが、岩国の海兵隊MAG-12の所属になったことを記念して付けられたとされる。ごてごて過ぎて私はあまり感心しないが、インテークに書かれた黄色のトライデント(三叉の槍)もこの部隊の本来のインシグニアに由来して書かれている。
(Mar./2006 MCAS IWAKUNI)
Wings
(Modex 203)
(Modex 201)
(Modex 207)
(Modex 206)
F/A-18C(163444)
最初にこの部隊が岩国に来たのは2004年9月で、ポール・マックレイ中佐に率いられ派遣されたF/A-18はC型であった。2004年3月にA型からC型に機種更新を終え間もなくして配備されたのだ。”戦う鷹”部隊は、従来のマーキングからシンボルの鷹をアメリカ風アニメに書き換えた派手なものに変わった。何と鷹のくちばしの中にきらりと光る歯が書かれている。2005年のトリプルナッツ(163769)は、他の機体と同じマーキングで背中は”VFA-97”となっていたが、一度リムーアに戻り塗り直されたこの機体は、尾翼一杯をキャンバスとし”WARHAWKS”の文字が背中にも増装タンクにシツコイ程書き込まれていた。
(Aug,/2006 YOKOTA AB)
(Mar./2008 MCAS IWAKUNI)
2008年5月岩国に展示された”2代目ブラックテール”。ウォーホークのデザインは初代よりスッキリした感じとなっている。この時岩国基地に遠征した横須賀の友人飯沼ちゃんの作品です。