VMAQ-3

(1992〜2018)

VMAQ-2の分遣隊Det-Zから分離した飛行隊で、他の飛行隊同様1992年7月1日発足である。これら新VMAQ部隊は機体定数5機となっており、岩国に派遣される時は5機撮れればパーフェクトである。VMAQ-3がまだ日本への派遣前に、オープンハウスに於いて別部隊のパイロットにVMAQ-3の部隊名を聞いたところ「マッド・ドッグ」に聞こえた為、”狂犬”かと思っていたが、いざ派遣されてみると”Moon Dogs”じゃないの・・・英語ってヒヤリングが難しい!
 右に添付したステッカーは、販売額500円也である。日本のカモには高く売れるとの引継ぎはしっかりされて来たようだ。やはり、初めての部隊だとどうしても手に入れたくなるのだが、買わない勇気も必要だと反省!彼らを教育してやる必要もある。
Wings
部隊発足から間もない時期に塗装されたもので オール単色グレーのプラウラー。尾翼のムーンドックの目は赤であり この時期は、機体Modexによって目の色を変えていたようである。部隊創設時に決められたテールレター「MD」のデザインは、部隊解散までの間変えられずに踏襲されている。EA-6B  Bu.No.158035
1995年空母アメリカのCVW-1に配属されて航海に出た時のマーキングで プラウラーの部隊としては珍しくテールレターをCVW-1のもの書き換えている。1992年から1995年までバルカン半島をめぐるボスニア・ヘルツェゴビナの紛争で発令された周辺の警戒とユーゴスラビアに対する牽制のため VMAQ-3の部隊も参加している。この時のムーンドッグの目はすべて赤色で統一、何故かこの機体は黄色であった。EA-6B  Bu.No.161779
2007年時期のMD-01のマーキングであるが、ムーンドッグの目は黄色いのと牙を白くしてアクセントをつけている。注意書き部隊表記が青みがかったグレーで統一されており 人気の高かったマーキングであった。2007NASオシアナのオープンハウスに展示されている。EA-6B Bu.No.160436
2009年確認されたムーンドッグの黒目(紺)タイプ。あまりマーキングに変化のないこの部隊では、時々色付けされる目の色だけが、話題であったが、黒目は、2004年に確認されたMD-02 Bu.No.161532とこの機体を除いてあまり見かけない。ムーンドッグ以外のマーキング類は、すべてロービジ仕様である。EA-6B Bu.No.158593
多くの写真がSNSにUPされている2010年に現れたMD-01、機体のグレー色がきわめて明るい物になり 文字類が青い色に統一され 被写体として絵になる。目の色も同じ青色で統一。EA-6B Bu.No.161244

同じく2010年のショーバード、部隊がプラウラーを使用して初めて施された尾翼全体をキャンパスとして使ったマーキング。この姿のままネリスのレッドフラッグにも参加しているので多くのマニアが撮影している。国籍マークと部隊名は、アメリカ国旗の3色を使用。EA-6B Bu.No.163030

2016年のMD-01のマーキング、尾翼のラダーに移動したムーンドッグの顔が、従来書かれていたものと異なり 多少貧相な顔に見える。しかし インテークや部隊ナンバーなどが、黒に近い紺色で統一されアクセントが付いた。EA-6B BU.No.162228

2016年に確認されたMD-03のマーキング、従来の部隊マーク ムーンドッグの顔が機首に移動し 新たに満月と吠える犬の絵柄が、ラダーに書き込まれている。Bu.No.163032
(1998)
(1998)
MD-04 (1993)
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(1993)
(1993)
(1993)
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