VMAT-102
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TA-4F/J
さて、アップデートのページでご紹介した通り、渡辺明氏から譲り受けた師匠のコレクションから、適宜当HPに展示して行く予定だが、第1弾としてVMAT-102のA-4 スカイホークを本ページでご紹介します。前ページで1980年私がユマ海兵隊基地で撮影した白黒写真をUPしたが、この部隊のマーキングの全盛と言える胴体に大きなレッドホークを描いた時代の写真が、一番美しい。本ページの冒頭は、A-4Eであるがレッドホークは胴体に描かれていないので、1974年以前の様子であろうが、マーキングの変遷についての資料が無いので、今後判り次第追加で記載したい。(2023年6月 記)
TA-4F Bu.No.153459
TA-4F Bu.No.153484
↑ 1980年以降海兵隊航空機の低視認性化塗装は、各飛行隊に急速に普及し始めた。訓練飛行隊であったVMAT-102にもその波は押し寄せ、ご覧のようなロービジタイプの塗装に変わったが、機首のモデックスを飾るホークのシルエットが、実戦部隊とは若干異なるアクセントかもしれない。航空マニアにとっては嬉しいアクセントだ。
TA-4F Low-Visibility Type
A-4M Low-Visibility Type
A-4E
↑ 1983年8月に撮影されたVMAT-102のA-4M。
A-4M
↑ 1972年12月ユマ海兵隊基地で飛行教育訓練に出ようとしているVMAT-102のA-4E Bu.No.150083。この訓練飛行隊は、1968年にA-4Cを受領して、1970年頃からA-4Eに機種更新している。1974年頃には、胴体横に大きなレッドホークが描かれたようである。
↑ 1976年7月ノースダコタ州ヘクター空港で撮影されたTA-4F/Bu.No.154306
TA-4F Bu.No.154622
↑ 1984年に撮影された"SC-32"のTA-4Fは前ページに掲載した私が1980年ユマで撮影した時のビューアルナンバーと変化はないが、マーキングはロービジの最終形とも言える殆ど黑を使わないグレー色の濃淡だけで纏めたスタイルとなっている。数百メートル離れれば機体ナンバーの読み取りさえ困難である。
↑ VMAT-102で運用されていたA-4M。M型は、海兵隊向けに作られたスカイホーク単座型の最終形(海外向け改造を除く)であり、E型との外形上の一番の違いは、大きなバブルキャノピーに改善された所。これだけで、随分視界が良くなった筈である。↑ 1978年10月にNAS リムーアで撮影されたVMAT-102のA-4M。胴体のレッドホークは塗装を落し始めた。
↑ 1975年8月NAS ミラマーで撮影されたTA-4J
TA-4J Bu.No.154314
↑ 1984年8月に撮影されたVMAT-102のTA-4F。
Wings
↑ 1978年8月に撮影されたVMAT-102のA-4M。
↑ 1984年8月に撮影されたVMAT-102のA-4M/Bu.No.158187。この機体は撮影された翌年の1985年12月に事故で失われた。
A-4M Bu.No.158184
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