VMFA(AW)-224

VMA(AW)-224 Bengalsは、1990年代までA-6Eを使い続け 湾岸戦争もA-6Eイントルーダー攻撃機で参戦、422の作戦行動をこなし 230万ポンドの爆弾をイラク軍に叩きこんだという。彼らが、作戦を遂行したバーレーンのシャイク・イサ基地(Shikh-Isa air base)からアメリカ本土に引き上げた後 漸く待望のF/A-18Dを受領した。

2010年8月5日 09年に引き続き岩国に配備されたVMFA(AW)-224、横田での公開は、2007年以来3年ぶりである。前回と同じModex05と11が展示された。WK-05(164965)と機首にATARSを付けたWK-11(164656)の2機である、これらの部隊は来日後 嘉手納への演習に行くことが多いが 2010年中は、嘉手納へはほとんど出かけていない。
機首は、偵察用の撮影機材を埋め込んだATARSというモジュールで これをつけた場合機首の20mmバルカン砲は撤去される、部隊に4機配備されるので 通常型は、8機ということだ。
全席パイロットのヘルメットは、タイガーストライプ!

 2009年に現れたフルカラーの機体。ブラックテールにインシグニアもカラーと言う派手な出で立ちで岩国で展示され 横田にも飛来してマニアを歓喜させた。同時期に塗装されたトラ模様機「WK-00」は、機首にカメラをつけたATARSタイプでペアで行動することが多かったようだ。F/A-18D   Bu.No.164699

 2004年にMCAS ミラマーで展示されてデビューした初代ブラックテール機である。この機体はラダーだけがトラ模様であり 尾翼のインシグニアとテールレターは、グレー色であった。同時期に全身トラ模様の機体が「WK-00」に施されたのでそちらにスポットが当たり この機体の注目度は低かった。F/A-18D  Bu.No.164694

WK-04、WK-10は、後部席パイロットが、統合ヘルメットJHMCSを身に着けている。
WK-10 (164729) 2009/2/14
VMFA(AW)のFA-18Dの中で特に撮影したかったのが WK-01!ブラックテイルのベンガル君である、2009年は、こんなチャンスに恵まれるかもと期待して嘉手納に3月に遠征するも タイに演習で出ていてマリーンのFA-18Dは、お姿さえなかった。なのになのに 厚木には、4機が大挙して来たというからうらやましい・・・2009年2月14日 12:20 4機のFA-18Dは、厚木に飛来し 14:10再びテイクオフ フニュ君曰く「降りと上がりがどちらも美味しくいただけた」厚木基地であったそうだ。うらやましー・・・
ベンガルスがFA-18Dになってからも 私はあまり撮影の機会に恵まれなかったが、2007年にチャンスが訪れた。2007年の横田基地OPENで、VMFA(W)-224が漸く撮影できたのだ。無理をして某国より帰国した甲斐があったというものである。残念ながら色の付いた機体ではなかったが 私にとっては貴重な海兵隊機である。エンジンカバーは、ベンガルタイガー色(?)で 色が無くても雰囲気は充分出ていました。しかも燃料タンクの虎模様である。(2007/9/9)

 ↑ おそらくベンガルスのF/A-18Dで最初に派手なカラーリングをした機体で イタリアのアビアーノ基地で1997年に撮影されている。この機体は、ハンガリーのケチケメト空軍基地で開催されたNATO EXPRESS 97’ 52324日に参加するためにイタリアに寄ったもので 海軍のVFA-87F/A-18Cも参加している。旧東欧諸国への売り込みをかけたプロモーションであった。F/A-18D  Bu.No.164898

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 2019年に岩国で確認されたブラックテール塗装の機体。なんとD型ではなくC型であった。全天候攻撃機中隊の多くがF-35Bに機種交換をしている中 余剰になったC型が回ってきたのかもしれない。以前は、VMFA-251DW-411)でも使われていた機体でF/A-18C    Bu.No.164950

WK-05 (164965) 2010/8/21
FA-18D

↑ 2009年に岩国配備となった際 WK-01のブラックテール機とペアで行動することも多かったトラ模様のWK-00。機首は、カメラを取り付けたATARS仕様となっており トラ模様も変化して初代とは違った印象を与える。機体の各所注意書きをしっかりと避けながら虎模様が書かれている。F/A-18D  BU.No.164886

WK-12 (164866) 2009/2/14

↑ このトラ模様の機体を最初に見たときは、かなり驚いた記憶がある。海兵隊では機体の全面にこうしたマーキングを入れることが少なかったからであるが、日本にもブラックテール機より早くお目見えして 部隊の存在感を圧倒的なものにしている。この後 トラ模様は2代目、3代目と続くが、初代の模様が一番細かく複雑である。F/A-18D  BU.No.164884

(2009)
(2010)
(2010)
2009年7月5日12;30頃 横田に飛来したVMFA(AW)-224の3機のFA-18D”00””01””04”の内 2機の写真をUPしましょう。WK-00は、久々に2009年4月ごろ施されたタイガーストライプで 2005年にもBu、No.164884にかかれたことがある。右も”WK-00”の尾翼部分で フニュフニュ君が岩国公開で撮影したもの。2005年の時とパターンは若干異なるようだ。
 航空雑誌によれば このスピードブレーキにかかれたシルエットは、マリリンモンローだそうで 1942年の部隊創設時のロバート・ギャラー少佐の遺品にモンローの肖像があった事から 敬意を表して書かれたそうである。
WK-04 (164711) 2009/2/14
WK-01 (164699) 2009/2/14
FA−18D WK-00(154656)は、センタータンクに”FIGHTING BENGALS"の文字 機首は写真撮影用の機材を組み込んだATARSタイプであった。

↑19977月岩国海兵隊基地で撮影された新たなカラーリングの機体。部隊ナンバーやテールレターは、グレーで黒のシャドー付、機体上部の整流板にもトラ模様が入っていた。当時は燃料タンクに「The Fighting Bengals」と書き込んでいたため これが正式部隊名と誤解されることもあったが、正式には「Bengals」のはずである。F/A-18D  Bu.No.164694

(2007)

↑ 2019年に確認された3代目のトラ模様機、従来ブラックテール機が使っていたModex-01を使い、のちにWK-00は、C型として配備された機体につけられた。機体のグレー色は、従来のものより青が強いのが特徴。F/A-18D  BU.No.164901

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