VMFA(AW)-225
CE-08 (1993) 164665
上のイラストは、1998年の春まで CE-01(164245)に書かれていたバイキングで 次の真横顔と比べ やや斜めの立体的な絵柄でであった
1943年1月にカルフォルニア州モハーベで誕生した部隊で 太平洋戦争中は、ニューヘブリデス島を周辺の戦闘に参加している。ベトナム戦では A-4Bスカイホークがあてがわれて1965年5月にチュンライに移動し、、南ベトナムのベトコン勢力に対して攻撃を加えている。ベトナム戦の途中で一度アメリカ本国のMCASチェリーポイントに戻り そこで新鋭機A-6イントルーダーに機種転換して1968年に再びチュ・ライへ赴いた。また1969年にはダナンにも派遣されている。ここでは ホーチミンルートのコンボイの捜索とルートの破壊を任務としたようだ。当初の部隊名は、”Vagabond”であった。岩国に配備されたのは、FA-18Dになってからで それまでこの部隊の存在自体を私は殆ど知らなかった。尾翼に描かれているバイキングの横顔はA-6使用の時代から使用していたものである。
(1994)
1993年横田基地に展示後 岩国に帰投するVMFA(AW)-225のF/A-18D CE-08
↑ バイキングのリアルな絵柄を尾翼に入れた最初のフルカラーマーキング、バイキングとは、海賊とか襲撃者を示す言葉だが、スカンジナビア半島にいたノース人がモデルとなっている。彼らは、略奪だけではなく未開地の開拓者としても活躍した。この機体1997年に岐阜基地に展示されたが、翌年にはデザインが変わってしまった。胴体左右に書かれた武器は其々異なる。F/A-18D  Bu.No.164245
CE-04 (1994)
CE-04 (1994)
1967年当時のVMA(AW)-225 A-6A、彼らは翌年10月にベトナムに投入され チュ・ライに展開した。この当時の部隊名は”バカボンド”だった。
1969年に当時の南ベトナム ダ・ナン基地に展開した当時のマーキング。現在 FA-18はこの時期のマーキングを踏襲している。
Making of A-6A "Vagabond" VMA(AW)-225
Tail-making of Vikings
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↑ 2000年以降3代目から後は、胴体の武器の位置が変わり 頭髪がブラウンになった。イラストは、2003年にミラマーに展示された時のものであるが、前年まで日本に駐留し 2002年三沢、横田で展示された時のマーキングの色使いに違いがあるだけで デザインもほとんど変化せず ほぼこのマーキングが継承された。F/A-18D  Bu.No.165532
↑ リアルバイキングの2代目で完全な横顔に書き換えられた。胴体上部の部隊番号などは、特殊な文字で書かれグラジエーションが施されている。角のついたバイキングの兜も継承されているが、歴史上、本来バイキングの兜に角はなかったといわれ、後世に悪者のイメージとしてヨーロッパの人が後付したそうである。針のついた鉄球は、鎖で振り回す武器に書き換えられている。右胴体は、斧となっている。バイキングの目は初代と同じく赤く塗られた。F/A-18D   Bu.No.165410
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CE-00 (1993) 164679
(1993)