F-35B/DT-26/Bu.No.169691
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↑ 25㎜機関砲ポッド(GAU-22/A)を胴体下に懸架して離陸するVMFA-242のF-35B/DT-27
2024年11月 再び岩国基地に赴いた。強襲揚陸艦ボクサーから飛来していたVMFA-225”CE”F-35Bは、既に母艦に帰って岩国には姿が無かったが、VMFA-121/242は、活発に訓練を繰り広げていた。特に今回は、3日間と短い期間に垂直離着陸VSTOLの訓練とホットピット訓練を良く目にした。また Modexに多少の変化があり、VMFA-121が10番台、VMFA-242が20番台のModexに書き換えられていた。第一/二飛行隊のような見分けが付き易いように変更されたようである。
↑ 通常の着陸では、F-35Bのエンジン音は大したことが無いが(FA-18Cより静からしい)、VSTOL時は、強烈な轟音を放つ。後方のエンジンノズルは、95度まで曲げれるので、後方への後退の際はその角度を使うものと推測できる。
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F-35B/DT-21/Bu.No.169608
↑ このようにVSTOLで着陸する姿は、見ごたえがある。後方のエンジンノズルが下方に向いているのが判るが、前方のリフトファンと同じ推進力でバランスを取っている。また、両翼にロールポストと呼ばれる空気の吹き出し口があり、此処からもリフトファンの1/5程度の推力で左右のバランスを取り、姿勢の制御を行っているのだ。
F-35B/DT-28/Bu.No.169695
F-35B/DT-27/Bu.No.169682
↑ 私が滞在した3日目の夕方 飛行した3機のVMFA-242F-35Bには25㎜機関砲のポッド(GAU-22/A)が胴体の下に付けられていた。
F-35B/DT-27/Bu.No.169682
↑ ノーマルでも充分な推力のあるF-135-PW-600エンジンを持つF-35Bが、このようにアフターバーナーを焚いて離陸する姿はあまり見かけない。
↑ 背中に大きな蝙蝠(Big Bat)を描いたVMFA-242の隊長司令機。Modex-01が消され、何も書かれていないが、部隊全体の機首番号変更により過渡期にあると思われる。
↑ VSTOLモードで着陸訓練を行うVMFA-242/DT-21。この機体のリフトファン扉には、アメリカの国旗である星条旗が書かれている。
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F-35B/Bu.No.169623