2013年2月3日にサウスカロライナ州ビューフォートから 10機のFA-18Cと230名の海兵隊要員が岩国に到着したとの報道、DCが日本に来るのも久々である。
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1942年当時 ”酒瓶に乗った只の飲んだくれの狼野郎”だったVMFA-122が 1957年には、恰好良い”十字軍”に変身して永いこと我々を騙くらかしていた?のだ。所が2008年化けの皮が破れて、元の”狼”に戻ってしまった。でも普通のオオカミに戻るのではつまらん!と考えたのか、オカルト風狼を装って狼男に変身できるぞと人を脅かそうとした。しかし、その皮もまた剥げ落ちて最近は只の狼に逆戻りである。我々航空機マニアは、七変化をしてくれるこの部隊のインシグニアとマーキングが嬉しいが、それだけに変身した機会に撮り逃がした悔しさも残るのであった。どうやら2012年にもう一度”十字軍”に変身しようと試みたらしいが、宗教関係団体からの圧力による内部法規で再び変身することが出来なくなったようだ。もう 狼の姿のままで良いじゃないの!
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↑ 狼男のマーキングから再び「十字軍」に変えようとする動きが部隊内にあったようだが、軍の規制で宗教色の強い部隊名は禁止となっており、2014年普通の狼に変更されたのがこのマーキングである。狼のデザインは見事ではあるが、何せ遠目で何が書かれているのか、さっぱりわからない。予想通りあまり長く使われなかった。尾翼内側は、白レター「DC」に紺色の”MACH ALTUS” の文字。VMFA-122 F/A-18C Bu.No.164261
↑2012年部隊創設70周年を記念して塗装されたDC-01。燃料タンクには、「CANDYSTRIPES」という1942年から1957年まで15年間親しまれてきたVMF-122の部隊名が書き込まれ、美味しそうなキャンディ(飴)のストライプが胴体を飾っている。尾翼内側は、白レター「DC」に”MACH ALTUS” の文字 VMFA-122 F/A-18C Bu.No.164247
翌日 09:45分 5機のFA-18Cは、離陸して行った。地元マニアによれば「どうも キムチを食べに行ったようだ」との事。DC-00とDC-11は比較的低い離陸であったが、それでも嘉手納の離陸は高すぎて絵にならない。尾翼の”狼”は、かなりリアルな絵柄である。DC-00は、ビューアルナンバーが所定の位置にない。
FA-18C/DC-09/Bu.No.164205
私は狼との遭遇は無いと思っていたが、2014年4月10日嘉手納に5機のFA-18Cが飛来し、ご対面と相成り候。10:57分 最初の2機が降り続けて3機が着陸したが、エアバンドを持っている人でさえ気が付くのが遅く、最初の2機を撮り損ねている。どうもコールサインが”ニッケル”ではなかったようだ。私はと言えばビルの上で眺めてて降りを撮り損ねた。運の悪さを恨んでも仕方ないので翌日の離陸をしっかり狙うことに賭けた。翌日離陸してくれれば良いのだが・・・
尾翼の黒くない2機は、のノーマークの”DC-20”と 別の部隊から移動してきた機体らしく、”AB-419”レターを消していない。
↑2013年4月5日 厚木に飛来したVMFA-122所属のFA-18、4月18日にも”DC7.DC9.DC11.DC14”が飛来しておりこの月厚木はMARINEが活況を呈した。
FA-18C/DC-11/Bu.No.164231