VMFA-232
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本ページ冒頭でご紹介するのは、White Bearさんが2019年9月に撮影されたVMFA-232が部隊交換で一斉に帰国する時の様子である。海兵隊の派遣航空部隊の移動にあたっては、来日時と離日時が撮影の大きな山場ともなるが、時によっては分散せず1日で部隊全体が日本を離れると言う時も在り、そういった場合は天候や時間にもよるが、所属機を一網打尽で撮影できるチャンスになる。私はそのような岩国基地でのチャンスに恵まれた事は一度も無いが、2019年9月13日の当日White Bearさんは1日でほぼ全機を捉える事ができたようで、羨ましい限りだ。当然ながら、そう言うチャンスに巡る遭うためには、事前の情報収集と山を掛けた遠征計画など、陰に隠れたご苦労があったはずである。
 本ページ後半は、2021年に岩国基地に派遣されていたVMFA-232のFA-18Cが厚木基地に訓練に飛来した時の様子をお届けする。
↑ 前のページでも書いたが、VMFA-232はFA-18ホーネット戦闘攻撃機が、C型の更新されて最初に岩国基地に配備された部隊であり、その最初の派遣である1991年から2019年までに、10回程度岩国基地に送り込まれた常連部隊である。
↑ 一連の写真を見ると当日の岩国基地は午前中は曇天だったが、次第に天候が回復して晴天になった様である。VMFA-232は、2019年3月にVMFA(AW)-225バイキングスと交代で岩国基地に派遣され、約半年の派遣期間を終えて帰国となったもの。彼らの交代でVMFA(224)-224ベンガルスが派遣された。
FA-18C/WT-06/Bu.No.164696
FA-18C/WT-02/Bu.No.165208
FA-18C/WT-02/Bu.No.165208
FA-18C/WT-04/Bu.No.165184
FA-18C/WT-05/Bu.No.164954
WT-01/Bu,No,165186
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コロナ禍で1年3か月の間一時帰国出来ずにいたが、心臓の検査など所要で2021年4月某日漸く帰国が実現した。某国でのPCR検査、成田空港でのPCR検と2回の陰性反応でも、その後の2週間の自宅隔離が必要でそれを経て漸く解放された。解放後すぐにフニュ君からデビルが来ているらしいとの”悪魔のささやき”が届いた。デビル・・・嘉手納でも厚木でも何年も撮っていないターゲットである。先週、先々週と連続して複数機が飛来して1日2度のローカルフライトをやっているので、今日も期待できる。早速年々ぶりかの厚木に行ってみる事に・・・(2021/5 記)
FA-18C/WT-09/Bu.No.164907
離陸ポイントで、厚木のkobayashi先輩と合流させていただき、降りのポイントへ移動。2019年横田でお会いして以来ご無沙汰である。横田でお会いした時より10歳ぐらい若返った印象で安心した。学生時代に戻ったように当時の話で盛り上がった。1時間15分ほどで3機が戻ってきたが、空模様はすこし怪しい曇り空に変わっていた。彼らはこの日2度のローカルフライトを行い、夕方5時ごろ岩国基地に帰っていった。
FA-18C/WT-05/Bu.No.164954
FA-18C/WT-04/Bu.No.165184
↑同じく2014年のF/-18C VMFA-232 WT-04 Bu.No.165192ISISに対する49個の爆撃マークが描かれているが、マークの中には、爆弾以外マーベリックと思われるミサイルのマークも有り 出撃回数ではなく投弾数を示すのかもしれない。
FA-18C/WT-03/Bu.No.164693
FA-18C/WT-01/Bu.No.165195
Wings
天気は快晴。南風で現地到着の08:30の時点でR/W19であった。相模大塚側から目視で3機のFA-18Cは、まだキャノピーも開けていない状態であると確認、飛行開始迄まだ時間がある。基地北側から南の公園側へ移動、離陸を狙う。厚木の先輩Tanizawaさんと遭い、久々の再開で話に花が咲く。いよいよ 離陸の準備が整たようだ、ラジオからクリアランスが聞こえると WT04,WT05,WT02の順で大島沖に訓練に飛び立った。
2019年岩国展開した際のレッドデビルスの司令官指定機WT-01,機首の赤いリングが今回の特徴で 今までF/-18には書かれたことはない新しいデザインである。その他2014年版と違うのは、エンジンナセルの注意書きとビューアルナンバーの色がグレーになったことぐらい。FA18C VMFA-232 WT-04 Bu.No.165186
↑2014年イギリスのレークンヒースで確認されたFA-18C VMFA-232 WT-01 Bu.No.165186 。機首にISISの掃討作戦でシリアやイラクで出撃したことを示す爆撃マークが多数書き込まれている。部隊のほとんどの機体が燃料タンクにまで部隊名を記入している