↑ 熱い日差しの中、水蒸気でゆらゆらと揺れるタキシーウェイ上からランウェイに向かう3機のホーネット戦闘機。同じ”W"で始まるテールレター飛行隊の機体が、1本のランウェイで並ぶのも珍しい光景である。
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↑ 少し前まではVMFA部隊で複座機を使うなど考えられなかったが、後席にWSOが居ないのは全天候能力の一部を使わず、単座機としての運用に限定しているものと推測される。胴体下にはターゲティング・ポッドを装着、優秀な最近の目標識別/照準装置ポッドを使えば、1名だけで従来複座型2名でこなしてきた機能を賄えるのかもしれない。。
↑ 2024年4月15日 昨日に引き続き横田基地でローカルフライトを行ったVMF-232マーキングのFA-18C/D(WT-9/21)
VMFA-232
↑ 実は15日 日曜日、駆け付けた多くのマニアの目当ては、昨日に引き続き飛来しているベンガルの司令官指定機WK-01のフライトだった。しかし、岩国基地から昨晩飛来した4機のFA-18C/Dで、WK-01だけがこの日フライトしないと言う、全く予想外の展開と相成ったのである。かなり 重い故障らしく夕方になっても動きが無く しばらく横田基地に残留しそうな雰囲気である。横田基地西側タキシーウェイ工事に伴い、ローカルフライトを終えた各機は東側タキシーウェイにエンドから回り込んでくる。
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2023年3月にVMFA(AW)-533と交代で岩国基地に派遣となったVMFA-232 "Red Devils"。この半世紀で最も日本との関わりが強い飛行隊の一つであり、2021年の岩国派遣から2年越しの来日であった。岩国基地派遣期間中、赤い尾翼の隊長指定機を含んだ飛行隊が新田原基地に日米共同訓練を行うなど、マニアを楽しませてくれたが、私には撮影の機会は無かった。彼らの本隊が2024年3月にアメリカ本国に帰還した後、VMFA(AW)-242 "Bengals"が岩国基地に派遣されたが、このレッドデビルスのFA-18C/D 5機が岩国に残っていた。機体の運用は既にベンガルスに移管されていると推測されるが、塗装はレッドデビルスのままである。当ホームページはマーキングを主体にページを整理している関係で、本項にUPして行く。それにしても最近の海兵隊FA-18部隊は、F-35への転換過渡期にあり、部隊編成も単座/複座混合(複座型の後席機能を使わずパイロット1名運用)、ベンガルスに至っては3種類のマーキング(533/232/323)混合と終末期にあるようだ。[2024年4月 記)
↑ WT-09の機首には”Radio"の文字。各機 胴体下にアムラームミサイルのキャプティブ弾1発ずつを携行。
Wings