VMFA-312
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VMFA(AW)-533が岩国を去って、彼らもF-35に更新されると言う、いよいよFA-18C/Dの飛行隊で日本に来ることが出来る部隊が少なくなってきた。そんな中、久々に岩国駐留となったVMFA-312は、今秋の来日以来航空ファンの間では話題沸騰である。2005年以来のフェリス迷彩が再現され、CVW-5を失った厚木の海軍ファン達(厚木難民とも呼ばれている)も”DR-312”目当てに岩国行を計画する人が多かったが、私もその一人だった。私の場合、本当はフェリス迷彩よりもド派手な市松模様を期待していたの・・・

 さて10月に代休を取って岩国行を計画したが、天気予報が雨で挫折・・・11月に再度決行する予定が、VMFA-312が新田原基地で移動訓練するニュースが飛び込み、急遽宮崎市への遠征に切り替えた。30年ぶりのニュータ行となったが、撮影環境が当時とは変わっているだろうし、そもそも、どのような撮影環境だったか記憶も定かでない。普段、写真撮影に脚立など殆ど持って行かない私だが、今回は用心の為に持参することにした。しかし、DRは飛んでくれるのだろうか?
FA-18D DR-217 / Bu.No.165687
FA-18D DR-215 / Bu.No.164884
FA-18C DR-202 / Bu.No.164969
FA-18C DR-202 / Bu.No.165191
この日の午前中はフェリス君飛ばず、16時過ぎてエンジンが聞こえてきた。私は帰りの飛行機の時間が迫ってきたので、思い切って離陸前のタキシングを狙う事にし、内側に土手が出来つつある撮影ポイントに移動して待った。此処はもう殆ど撮れないと聞いていたが、土手が完成する前にチャンスを狙う。
↑ R/W10の着陸も良いポジションが見つからず、基地周辺道路から撮影を試みるが、山に遮られシャッターチャンスは数秒しかないし、撮影ポイントが低く、機体を仰ぐようになってしまう。
↑ 折角 新田原基地まで来たのだから、岩国基地では撮れない写真を狙おう・・・なんて考えたが、飛んでくれなければ話にならない。幸い初日の午後DR-312は離陸してくれたが、構図の中にニュータと分る形跡を何も残せなかった・・・とほほ
↑ 厚木基地のお墓撮影ポイントで育った私は、タキシング大好き男・・・転がりが撮れれば、何故か100%満たされるのであった。さぁ、時間オーバーだ。空港まで飛ばして行かねば・・・
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↑ 私が到着した日の午前中1度だけ飛行したFA-18D, DR-217 / Bu.No.165687。先週まではDR-211が居たらしいが、調子が悪く戦列を離れていた。
ニュー田原基地のR/W28側には”眺鷲台”の場所に素晴らしい公園が整備され、R/W28であれば着陸はバッチリなのであるが、公園に着いた途端にランチェンである。上空にいた2機のDRはR/W10から降りてきて、もやもやのタキシング写真となった。午後は上の3機が離陸したが、ランウェイの離陸位置が判らず、適当にポジション取ったら高かった!!
Wings
FA-18C /Bu.No.165227
↑ 翌日は朝からR/W28。離陸した3機のチェッカーボード達が帰ってきたので、尾翼の”Fight's On”とバックの山が入るように撮ってみた。