VMFA-312
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2024年12月、演習2日目の火曜日は、夜間に大雪が降り真っ白な風景に変わった、天気は朝から雪混じりの曇天、空港は除雪作業に追われ正常な訓練が出来るのか心配した。ところが午後から晴天に向かったので、雪は瞬く間に解け始めた。この雪は三沢では3回目の雪だったそうであるが、気温が上がると直ぐに溶けてしまうので残雪は無い状態。今回の雪も同じように、半日で殆ど解け始めた。撮影する側にとっては、こうした一時的な降雪と晴天の繰り返しは、雪の反射効果も狙えるし、北国らしい背景での撮影もできる為、非常に幸運であると言える。
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↑ 尾翼のテールレターが書かれていないのは、「画龍点睛を欠く」が如く大変残念であるが、この部隊の場合、VMFA-312の機首と尾翼のチェックベルトがそれを補ってくれている。
Wings
↑ 演習4日目には残雪も殆ど目立たなくなった。ここ数年海兵隊のFA-18C/D部隊は、短距離空対空ミサイルを全てAIM-9Xで統一しており、古い型のサイドワインダーを目にすることは無くなった。
↑ DR-225/DR-895共に空戦をモニターする事の出来るキュービック社の”空戦起動計測システム”ACMIを右翼端に付けている。個々の機体の動きをモニターしてリアルタイムに本部に送信することにより、本部でも各機の動きを実機に乗っているように捉える事が出来る。サイズがAIM-9サイドワインダー空対空ミサイルと同一直径で造られているので、F-16の翼端にも付けられる。信号は暗号化されているので、漏洩の恐れは無いらしい。