(1969~2023)
1969年1月3日に第3海兵航空団の乗員訓練準備グループ10として生まれたVMFAT-101は、翌2月に最初の訓練飛行を開始、1970年に殆ど雨が降らず訓練地と理想であったMCASユマへ移動した。1972年には、18300時間以上の安全飛行記録を打ち立て、海軍作戦司令部より安全賞を受賞している。2019年に部隊は、創設50周年を迎えた。右のパッチは長らく使ってきた訓練機であったF-4ファントムとFA-18ホーネットをあしらった50周年記念のものである。⇒
↑ 2012年10月のミラマー海兵隊航空基地での空地一帯の地上戦デモンストレーションで対地攻撃と空中給油の実演を見せたVMFAT-101のFA-18D/SH-257と地上展示されたF-18D/SH345
↑2018年のもう一方のマーキングがこれだ。F-4N時代ののオールドマーキングの踏襲であるが、色は暗い緑で統一され落ち着いた雰囲気である。機首左手の点検パネルと増装タンクにもインシグニアが入っている。スピードブレーキにはファントム君が書かれている。F/A-18C BU.No.163772
↑ 2014年に確認された異色のマーキング。黒に近いダークブルーで尾翼を塗り込めたマーキングで、シアトルのボーイング工場などで撮影されている。尾翼下のビューアルナンバーはどの写真を見てもなくナンバーは残念ながら不明。F/A-18D BU.No.Unknown
2014年から2016年に掛けて、VMFAT-101が派遣された訓練先空母名や当時のスタッフ名をラインナップしたプレート(from US Net)
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↑2013年頃に再び出現したオールドマーキングの再現版、今回は、F/A-18Cに書かれModexなどが、グリーン色で統一されている。但しMARINE表記だけが赤色と言うのがポイント。あまり写真が残っていないが空母などでの離発艦訓練にも使われていたようである。F/A-18C BU.No.164693
↑2018年に出現した2種のカラーバードの一つで、インシグニアにあるダイヤモンドをふんだんに機体に書き込み、上半身はグリーンで統一した。スターウォーズキャニオンなどでもフライトした写真がUPされ注目度が高いマーキングである。主翼、水平尾翼の前縁も緑のラインで塗られている。F/A-18C Bu.No.164045