VMGR-152
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KC-130J/Bu.No.167109
ハーキュリーズはギリシャ語で”ヘラクレス”無双の怪力を持つ神として、昔から崇められている。日本に駐留するようになった同隊の愛称が”スモース”。相撲の力士から来ている愛称であるも、最初はこの相性に違和感があったが、今ではすっかり定着した感がある。1962年に同隊がKC-130Fを使い初めて、今年で63年目になるが、その殆どを東アジアで活動している。2007年に最新のKC-130Jの初号機を受け取り、2号機も同隊に配備された。このページでは2025年4月の岩国基地での活動状況から追っていきたい。
↑ 2025年4月岩国基地で飛行訓練するVMGR-152のKC-130J/Bu.No.167109。VMGR-152所属機ででビューアルナンバーが古い機体の一つである。
↑2025年4月某日 風が午後にはR/W20に変わり、撮影場所の堤防左手海側から着陸するVMGR-152のKC-130J。午後の光は2時から順光に近く、すっきりとした絵が撮れるようになる。
KC-130J/Bu.No.169227
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↑ KC-130Jは、VMGA-152が初期に使っていたF型に比べ、給油できる燃料が大幅に増加している。因みにF型は14tの航空燃料を積めたが、J型は21tにまで積めるなど50%もペイロードが増えた。
Wings
↑ J型は、空軍のC-130Jを基本に造られているが、1分間に1tもの燃料を給油できる能力を持ち、給油用の燃料タンクは着脱可能。給油タンクを外せば、純粋な輸送機としてより多くの貨物やミサイルなどの武装を付ける事もできるマルチ機能を持っている。
KC-130J/Bu.No.169535
KC-130J/Bu.No.168075
KC-130J/Bu.No.169532