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アメリカ海軍はP-3オライオンを半世紀以上も使っていたため 漸く新規開発されたP-8ポセイドンは、かなり注目される存在となった。2012年6月から配備が進んだP-8の最初の日本派遣部隊となったのが VP-16である。P-8の最初の実戦部隊でもあるVP-16は、2012年4月からフロリダ州ジャクソンビルでVP-30における転換訓練を受けて,、7月には実戦部隊としての形が整った。8機のP-8A
poseidonを受領して西太平洋に派遣されることになる。VP-16に続くのがVP-5、VP-45となる予定であり いずれ嘉手納 厚木でお目にかかれるであろう。
2016年1月に嘉手納を訪問した際、海軍エプロンに並ぶP-3とP-8の派遣部隊は2014年4月訪問時と全く同じであった。VP-16とVP-46の組み合わせである。但し 今回は、尾翼に鷲のシルエットを入れていない機体が目立った。ただエプロンに前回撮れなかったLF-429がいてくれたことが収穫である。
1月20日午前9時 嘉手納R/W05 Left で離陸するP-8A LF-430、P-8の特徴である主翼の翼端の形状が良く判る。
2014年1月10日 厚木を離陸するVP-26 ”LF-429” P-3時代とほぼ同じマーキングで P-8Aの尾翼を飾っている。Bu,No、168429. 1月7日に厚木に飛来していた機体。2013年10月にヘーゲル国防長官が 日米共同記者会見でP-8の嘉手納配備を発表して 間もなくそれは実行に移された。日本のマニアにしてみれば、これほど早くP-8の実戦部隊に御目に掛かれるとは予想外だったのではないだろうか。
報道によれば 2013年11月29日に最初の”LF-429"”LF-435”がフロリダ州ジャクソンビルを離れ 正式配備の為日本に向かったとされている。
少し遡るが 2013年12月4日 厚木を離陸するため滑走する2機のP-8A。この日は、VP-69のP-3、VP-26のチョコバー付きP-3Cも撮影できたそうで NAVYファンにとっては、幸運な1日だったようだ。10日後の12月14日にも ”LF-428””LF-430”が厚木を離陸し嘉手納に帰って行ったそうで。P-8に転換してから 厚木で撮影できるチャンスが増えることを期待したい。
さぁ 私も見たことのないP-8Aに会いに嘉手納に行こう!・・・と言うことで VP-16とP-3Cの部隊としてVP-46が同時に撮れる沖縄へ向かった。2014年4月10日と11日 両日とも天気は良好。エプロンには、ホワイトグレーの美しいP-8Aが並んでいた。どうも 1機は、朝早く離陸したようだ。
翌日は、LF-430が加わって列線は3機に。 昨日朝飛行し 暗くなって帰って来たのは、”LF-430”らしい。色付きの”LF-429”は、マレーシア航空捜索の為 オーストラリアへ出かけていたそうであるが この日は、しっかり格納庫で整備中であった。任務お疲れ様でした。
2016年1月20日 嘉手納
2014年の時には、確認できなかった機体”LF-431”。 2016年1月20日 飛行訓練でフライトした。
尾翼の鷲は、他の部隊に合わせて”線書き”に改めるのだろうか? LF-430と429以外は、こんな状態であった。