VP-4

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2010年12月より嘉手納にローテーションで派遣されたVP-4のP-3C。それまで派遣されていたVP-9の交代として来たものであるが、要員の入替だけで機体そのものは殆ど交換されずマーキングだけを変更した。それでもVP-9に引き続き尾翼にマークを入れた機体が増え、2011年には所属の機体すべてにマークが入るようになった。この為オライオンの熱烈なファンである私は、嘉手納通いがこれから増えそうである。尾翼のチップラインは、VP-9の頃から書かれていたもので、敢て消していないのは、様になるからだろう。

↑ YB-610と共にテールコード”YD"が尾翼に書かれた貴重なP-3C AIP/Bu.No.158224。この年はいよいよP-3部隊に本格的にテールコードとインシグニア復活の兆しを感じて、とても嬉しかった。

↑ ノーマークであるが、VP-4の所属とみられるP-3C UpdateV/Bu.No.159889

飛行隊長指定機に書かれたドラゴンの爪痕、左右両側に書き込まれ、爪が機体の金属皮を大きく抉るような生々しいデザインである。左の写真で操縦しているのが女性のようだが まさか女性の性格を表現したものではないだろうね・・・・
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Wings
マーキングは、シール形式のものを張り付けており 吹き付け塗装ではない、その為 各機禿げている部分が多い。

↑ 2016年フランスのパリからエジプトのカイロに向かっていたエジプト航空MS804が事故で墜落した際に、捜索活動の為にシゴネーラ海軍基地に展開した際のVP-4のスキッパー機のマーキング。日本ではこのマーキングはみる事が出来なかった。P-3C/VP-4/Bu.No.158224

この撮影の1年後の2012年2月15日 VP-4の所属機YD-329/Bu.No.159329は、厚木基地内の日飛工場内で修理中に大雪の為屋根が倒壊、機体の破損がひどい事から翌々年の2014年10月末にに廃棄処分となったそうである。

↑ 2010年11月 嘉手納基地に駐機するVP-4のP-3C AIP+。VP-4のスキッパー機であるP-3C/Bu.No.162776。

↑ 2010年12月 離陸の為嘉手納基地R/W23に向かうP-3C AIP/Bu.No.158222

↑ 2010年12月 離陸の為嘉手納基地R/W23に向かうP-3C AIP/Bu.No.160610

↑ 2010年にはエプロンに居なかったP-3C/Bu.No.158923も今回は飛行する姿を見る事ができた。

↑ 翌年の2011年4月に再び嘉手納基地を訪れた時、VP-4はまだ海軍エリアにいた。前回よりマーキングを施された機体が増えていた。

↑ チョコバーとマニアが呼ぶ特殊な合成開口レーダーを付けられるタイプの機体P-3C BMIP+/Bu.No.161586もVP-4のマーキングが入った。