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P-3C/QE-610/Bu.No.160610
P-3C/QE-338/Bu.No.161338
P-3C/QE-339/Bu.No.161339
P-3C/QE-764/Bu.No.161764
↑ 吊上げられたカジキのようなデザインが使われたのは1990年代中期で、所属機のボディはスキッパーも含めロービジであったが(下の写真を参照)、恐らくマーキング変更の過渡期にこうした旧ハイビジ塗装が確認されている。
↑ 上写真4枚は、何れも1997年9月の三沢基地航空祭に展示されたVP-40のP-3Cで、同一部隊が一度に2機展示されることは大変珍しい。写真上2枚のQE-764は、スキッパー機(隊長機)で機首に腕組みをした厳つい姿のカジキ君の漫画が描かれていて面白い。スキッパー機だけは、ブルーマリンがカラーで描かれている。永い間、ロービジ塗装で灰色の世界が続いたが、この年前後からVPの各部隊共に隊長機のみカラーで尾翼を飾る傾向が強くなった。私のようなP-3マニアにとっては朗報である。
↑ 上の4枚の写真は何れもWhite Bearさんが、2011年6月に嘉手納基地で撮影されたもので、私自身はこのタイプのマーキングを航空専門誌でしか見た事が無かった。従来の大カジキと比べよりリアルな回遊するカジキマグロをデザイン化した優れたマーキングである。
↑VP-40のこのP-3C/QE-913には過去2種類のマーキングが確認されており、このイラスト以外でもう1種はカジキマグロが擬人化され魚雷を持って潜水艦を叩こうとするユニークな絵柄である。時期がこのデザインのものより古いようだが、レスキュー等の注意書もグレーのままであった。
Tail-Marking (1997)
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