VP-5
Wings

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VP-5は、海軍で2番目に古い対潜哨戒飛行隊で、1937年に創設された。最初に使用したのはマーチンPM-1と言う双発の複葉機で、空飛ぶ巡視艇と言われた初期の哨戒機であった。第2次大戦中はNASウィッドベイアイランドに拠点を置き、日本に占領されていたキスカ島の攻略作戦などに従事したようである。この頃の飛行隊名は、ブラインド・フォックスと呼ばれていたらしい。1948年には海軍で最初の新鋭対潜哨戒機P2V-7を受領、1949年にNASジャクソンビルに移動している。P2V-7の尾翼に付けられた磁気センサー通称MADから、部隊名は”MAD FOXES"に変わったもので、狂った狐と言う意味ではない。上述の狐のマーキングは、P2V-7の時代にはすでに書かれていた。1966年の6月にP-3Aを受領、1974年にP-3Cを受領しているので、常に最新の機体を使ってきた部隊といえる。

↑ 1977年6月 当時の西ドイツ ノルトホルツ基地で撮影されたVP-5のP-3C/Bu.No.158932。ロープで囲まれているので恐らく基地解放日での展示機と思われる。

↑ 1979年10月フロリダ州ジャクソンビル海軍航空基地で撮影されたVP-5のP-3C/Bu.No.158565

↑ 1979年10月フロリダ州ジャクソンビル海軍航空基地で撮影されたVP-5のP-3C/Bu.No.158571

↑ 1979年10月フロリダ州ジャクソンビル海軍航空基地で撮影されたVP-5のP-3C/Bu.No.158567

↑ 1981年3月当時の西ドイツのラムシュタイン空軍基地で撮影されたVP-5のP-3CVR/Bu.No.158567。1枚上の写真と同じ機体であるが、機体は、改造が加えられ音響信号処理能力が向上したとされるアップデートV規格になっている。

↑ 1991年6月に撮影されたVP-5のP-3C/LA-7/Bu.No.不詳

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Old type insignia of VP-5
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