↑ 1984年5月にNAS ジャクソンビルで撮影されたVP-56のP-3C/LQ-2/Bu.No.157324。胴体上部に大きな星条旗を付けている。
↑ 機首の2本の釣り針を描いたVP-56のP-3C/LQ-5/Bu.No.156530。1971年からVP-56の本拠地となったNAS ジャクソンビルで撮影されたもの。後方には、VP-26やVP-30のP-3が見える。
↑ 1977年3月に撮影されたVP-56のP-3C/LQ-10/Bu.No.156518。撮影場所は不明ながら、バックの建物は、欧州の基地の雰囲気が漂う。
VP-4やVP-60等、ドラゴンをニックネームにした哨戒飛行隊は多いが、VP-56もその一つ。創設は、1946年でワシントンD.CのNAS アナコスチアでPBY-5カタリナ飛行艇と双発のベンチュラ爆撃機を改造したPV-2陸上機等を装備して始まった。1961年にP2V-7対潜哨戒機の配備を受け、古い飛行艇を捨て最新の哨戒機部隊となったが、この時には本拠地は東海岸のノーフォークをベースにしていた。1962年のキューバ危機の際は、NASグアンタナモに5機を派遣して キューバの海域封鎖に一躍買っている。1968年部隊の本拠地をNASノーフォークからNASパクトセントリバーに移し、8機のP-3Bオライオンに機種転換している。またその翌年の1969年に哨戒飛行たとして、最初のP-3Cを受領した飛行隊になった。1971年にはNASジャクソンビルに本拠地を移動、地中海方面でのソ連潜水艦の監視やデータ収集で成果を上げた飛行隊である。1986年のリビアとのシドラ湾紛争の際には、空母艦隊の支援として活動し。台風災害の支援業務なども行ったが、冷戦終了後の国防費削減により1991年に解散し、26年の歴史を閉じている。により
↑ 1974年11月NAS ジャクソンビルで撮影されたVP-56のP-3C。海軍哨戒飛行隊の中で最初にP-3Cを受領した部隊として5年目に当たる年で、地中海のソ連原潜の追跡などで、C型に熟知していた時期であろう。
↑ イギリスのグリーンハム・コモン空軍基地で1994年7月に撮影されたとあるが、1990年代にロービジの波を受けていなかったのだろうか・・・