↑胴体下面後方にある沢山の穴は、52個のソノブイ投下用のもので、完全手動の1個を除き51個はコンピュターでの自動制御で投下するシステム。初期のC型46個に比べ、投下口が6か所増えている。
↑ 今回の撮影行では1度の着陸しか、シャッターチャンスが無かったP-3C AIP/PD-778/Bu.No.162778。AIPとは1998年からP-3CUpdateVに対して種々の改造を施された機種である。(後に非UpdateVについても追加で行ったとされる)
↑ 2010年8月沖縄嘉手納基地R/W-05に着陸するVP-9のP-3C UpdateV。PD-923/Bu.No.158923
2010年8月嘉手納基地R/W05-Lに着陸したVP-9所属と思われるP-3C AIP/BU.No.158919。尾翼のチップが黒地に機番が黄色で書かれており、他のVP-9所属機と異なる。
2017年7月5日06:30 嘉手納に着陸したVP-9/PD-293/Bu.No.163293。ページ冒頭の写真から7年が経過した沖縄嘉手納基地で再び再会できたVP-9の面々だったが、マーキングはバラバラで統一感が無く、何となく後退した印象・・・VP-9は、この1年前の2016年にはシチリアのシゴネーラ海軍航空基地に派遣されて地中海方面での任務に就いていた。
↑ 大きなターボフロップのエンジン音を響かせながら嘉手納基地R/W-23をタキシーバックするVP-9のP-3C AIP/PD-322/Bu.No.159322。外形でAIPと判るのは機首のレーダードームに付けられた左右の小さな突起(尾翼にもある)で、これはAAR-47センサーと言うミサイル警報装置で機体に接近するミサイルの赤外線情報を検出し、パイロットに警報出すもの。
↑ 2010年8月 嘉手納基地の海軍エリアを安保の丘から望む。尾翼にインシグニアとテールコードが入った列線なんて何年ぶりに見ただろうか・・・・何となく、長ーいロービジ時代を脱して新しいP-3マーキング時代の復活を展望できる光景である。朝一番の順光時間しか強い光は当たらない。
時は流れて・・・・2017年6月