(1994)
VMAQ1~3までが、旧VMAQ-2からの分離独立組みであるのに比較し このVMAQ-4だけは、ワシントン州ウィドビ-アイランド基地で、EA-6Aを使っていた予備役部隊として1992年以前から存在していた。テールコードは”RM”だが、以前のVMCJ-1とは関係がないようだ。1991年6月に予備役から現役部隊に昇格?して 岩国にも展開している。現在はノースカロライナ州のMCASチェリー・ポイントに本拠地を移している。
 部隊マークは、他の部隊でもよく採用される”口ばしの大きい海鷹”であるが、これはシアトルを本拠地とするフットボールチーム”シアトル・シーホークス”のマークに因んでいるもの。1992年に10月にMCASチェリー・ポイントに移動した後 最近見た彼らのパッチが”シアトル・シーホークス”のもので無くなったのは 地元への配慮からかもしれない。
(1991)
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(1991)
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(1994)
(1994)
(1995)
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Wings
20089年に登場した色鮮やかなマーキングで 司令官指定機RM-00のみに施されたもの。翌2009年VMAQ-4は、イラク・フリーダム作戦への参加でイラクのアル・アサド空軍基地に派遣されており その際にもこのマーキングのままであった。ダークブルーとマリンブルーのグラジュエーションが鮮やかである。EA-6B Bu.No.161882
199911月ジョージア州ドビンス空軍基地で展示されたRM-00.尾翼のシーホークが2色のスコードロンカラーで塗り分けられ 国籍マークや部隊名も紺色で書かれたVMAQ-4としては初期のショーバードである。Bu.No.162230
2003年におけるVMAQ-4の標準的なマーキングで この年前後のみ尾翼のシーホークのデザインが異なるものを採用している。この年にNAS  OCEANA  で撮影されたEA-6B Bu.No.163396でもこのマーキングが確認されており 1機だけの特殊なものではないようだ。EA-6B Bu.No.160432
2004年ノースカロライナ州チェリーポイント海兵隊基地にて部隊司令官交代(チェンジ・オブ・コマンド)の式典の際に展示された機体で この部隊のマーキングとしては珍しく尾翼に大きなラインを入れている。EA-6B  Bu.No.159584
2007年のVMAQ-4のマーキング。尾翼のシーホークは、階調を反転させたレイアウトで描かれており この年の特徴であった。また部隊ナンバー、テールレターなどが、センチュリー字体で書き込まれているのが、面白い。この飛行隊は、この年からライトニング・ターゲットポッドを試験的に使い始めた。EA-6B Bu.No.160432
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2011年に現れた新マーキングのRM- 06  、尾翼の鷹のデザインは、2000年頃変更になった新しいインシグニアのデザインに由来しているようであるが、一貫して使っていたシアトル・シーホークスのマーキングとは大きく違い、別の部隊かと思うほど違和感がある。やはり部隊に馴染めなかったのかこの機体だけのマーキングで終わったようである。EA-6B Bu.No.163889
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(1995)