1977/10/16 USS Constellation
2001年登場のショーバードで尻尾が赤黒2色で上下色分けされていた。このマーキングにクリスマスの記念ペイントを加えた写真が残っており、その関係かもしれない。前年の2000年は、ガルフ航空のアラビア海での墜落事故でUSSワシントンは捜索活動をし2001年は同時多発テロの対応で飛行隊も忙しい時期であった。Bu.No.162934
1991年のイラクのクウェート侵攻では、VAQ-132は紅海付近に居た為、最初に湾岸戦争実戦参加したプラウラー飛行隊となった。(1991)
2004年USSケネディー搭載時に施されたショーバード塗装で各所に赤色を使ったきわめて派手なものだった。この姿のまま2006年初頭から岩国に配備され、厚木にも飛来したので多くのマニアが歓喜で迎えた。インテークは白く塗られ、整流板まで赤い。Bu.No.161350
↑ 1976年8月にミラマー海軍基地で撮影されたVAQ-132のEA-6B。日本の横須賀にUSSコンステレーションと共にやってくる1年ほど前である。Modexは、710番台、機首には星条旗が書かれている。
↑ 1976年2月空母USSインディペンデンスがイタリアのナポリに寄港した際に艦上で撮影されたもので、当時は大西洋方面CVW-7で活動していた事が判る。
1996年大西洋に回されたUSSエンタープライズに載っていた頃の塗装で、おそらく最初のショーバードとなった機体。このサソリの尻尾だけを描くスタイルは、この後長く踏襲される。VAQ-132は、1990年から2008年に至る長きに渡りCVW-17(テールレター”AA”)の傘下にあったが、搭載された航空母艦は入れ替わりが激しかった。Bu.No.161884
1977年横須賀にUSSコンステレーションが寄港した時、正ににこのマーキングで、1977年から1979年までの2年間がCVW-9の所属であった。”NG”のレターは電光になっている。ラダーのサソリのデザインはしばらく踏襲されるが、部隊創設以来”赤いサソリ”を使っていたのだ。パイロンから突き出た棒状のものは、ALQ-126DECMのアンテナで初期のEA-6Bには良く見られる装置。 Bu.No.159574
VAQ-132は1971年EA-6B受領後USSアメリカに搭載され、1974年にはUSSインディペンデンスにCVW-7の傘下で活動した。ベトナム戦の最終段階で作戦に出ているのもこの頃である。CVW-7の”AG”は、特殊なスタイルで面白い。Bu.No.158808
CVWに属さずCVWPとして度々三沢基地に展開するVAQ-132。2017年4月29日厚木公開日にも彼らのブースがあった。パッチも色々なタイプが揃えてあり人だかりも絶えない。でもこの時、私はまだ彼らスコーピオンズのEA-18Gにお目にかった事がなかった。