↑ この季節だけではないが、特に春先は空気も澄んで瀬戸内の海は青く輝き、沖に浮かぶ小島は緑豊か。青い空から次々に舞い降りる戦闘機の姿に感動である。
Wings
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↑ オーバーヘッドして行くF-35Cは大きな翼が良く目立ち、旋回する姿もダイナミックであるが、このように尾翼のマークを入れて真横で撮るとA/B型と何ら変わりない印象である。但し最初は真横を抑えて行きたいので、どうしてもこうなる。315号機は、初日の訓練で天候や訓練区域の様子を見る先行飛行を行った。
F-35C/NF-315/Bu.No.170107
F-35C/NF-300/Bu.No.170087
F-35C/NF-302/Bu.No.170089
F-35C/NF-301/Bu.No.170088
F-35C/NF-315/Bu.No.170107
昨年11月に来日して間もないVFA-147のF-35Cによる訓練を岩国基地で見る事ができたが、早いものであれから半年が経過した。第5空母航空団(CVW-5)は空母ジョージ・ワシントンと共に長い航海の後一旦岩国基地の戻ってきたが、2025年3月にはグァム島での訓練もあって再び出かけ3月末まで岩国基地に帰ってこなかった。3月28日(金)彼らが漸く戻ってきたので、4月に入って直ぐに飛行訓練は開始されると考え、5日間居れば風向きがR/W20になる事もあるだろうとの予想から再び岩国行を決行した。天候はほぼ晴天続きで安定し、週半ばには午後からR/W20にチェンジすることも多かったので、東側から進入してくるF-35Cを間近で見る事ができた。それらの様子を本項でご紹介したい。(2025年4月 記)
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↑ このように翼の大きさが明らかにA/B型と異なるC型の特徴を捉えていと思えば、尾翼のマークなどを諦めるしかない。艦載機の特徴でもある前輪がダブルタイヤである事も真横写真では判りにくいが、この角度であれば良く判る。羽を広げたオオコウモリのようである。
↑ 次々に舞い降りるF-35C。C型の翼の広いシルエットは明らかにA/B型との違いが判るポイントである。
↑ 但し訓練2日目からは、いつも最後に離陸するVFA-147の面々が戻ってくる時間には、風向きが変わり殆どR/W20で着陸してくれたので、運が向いてきた。
↑ 翼の面積が広いF-35Cは、揚力があるのか離陸後直ぐに高く浮いて右手に旋回を掛けるので、訓練4日間でR/W02での一番低い離陸でこの写真と通り・・・但し ビューアルナンバーだけははっきり見える。
↑ 訓練初日は風向きは1日変わらず、午後から完全に南風だったが頑固な岩国基地の管制君R/W02のまま・・まったくランチェンする気も無いのだ。日中気温が上がれば、タキシングポイントは陽炎で絵にならない。曇るのを待つか、夕方気温が下がるのを待ってチャンスを狙う。
↑ 各機外装に短距離空対空ミサイルAIM-9Xのキャプティブ弾を付けている。
↑ グアム島での演習から帰国して3日目には、各飛行隊は本格的に訓練を始めた。VFA-147は、FA-18E/Fの各隊が離陸した後に出てくることが多かった。
F-35C/NF-314/Bu.No.170102
F-35C/NF-302/Bu.No.170089