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↑ 上の3枚の写真は何れも松野主税氏が1978年9月に岩国基地で撮影されたVMA(AW)-224のA-6Eで、R/W-20で離陸に向かう途中であると思われる。
↑ 横田チャリンコ部隊の友人が撮影したVMA(AW)-224のA-6E/WK-04。レドーム先端の黒いマークは各機であったりなかったりまちまちで、大きさも統一されていなかった。
”Bloken Wall Bengal Tiger” in A-6E tail Wing"
海兵隊のA-6Eは、週末よく横田基地に飛来し 地元のファンを沸かせた。横田基地周辺には、当時自転車で基地周辺を移動しながら熱心に写真撮影をしている中学生から高校生ぐらいのマニア諸氏が存在し、彼らは”ちゃりんこ部隊”と呼ばれていた。私の友人の一人もそのメンバーであったが、横田基地へ行く毎に、彼らの週末の成果を印画紙に焼き付けて見せてくれた。彼から頂いた貴重な写真をご覧ください。真っ白い尾翼に赤い文字でWKと書かれており、実に美しいマーキングだった。
↑ ここからは、横田基地に1978年に飛来した当時のVMA(AW)-224のA-6Eを横田基地を中心に活躍していた”ちゃりんこ部隊”の友人が捉えたもの。
インドの東沿岸に、その昔から”黄金のベンガル”と呼ばれた大デルタ地帯がある。ここ一帯には世界有数のマングローブ林と湿地帯が広がっており、多くの野生動物の宝庫でもある。ベンガル・タイガーは、このベンガル湾周辺からバングラディッシュ一帯に住む獰猛な虎の一種で、他の地域の虎より身体が大きく、オスは体長3メートルほどで体重は200㎏を超え、象をも倒すほどの強さを誇る。現在では頭数を減らし絶滅も危惧されている虎である。VMA(AW)-224はこの虎をニックネームにしている部隊でベトナム戦でも長く活躍している。当時、空母から発艦できる海兵隊唯一の飛行隊であったらしく、空母コーラルシーから出撃し北ベトナムの主要港ハイフォンに機雷敷設などの任務をこなした。後に海兵隊の飛行隊の多くは海軍の空母での運用が可能になったが、当時は珍しかったのだ。(一時は、空母運用の為、唯一KA-6D(給油型A-6)を所有していた)この飛行隊は、ローテーションでよく岩国に来たので非常に馴染みが深い飛行隊である。1990年にF/A-18Dに機種更新したが、A-6Eで岩国で最後に駐留した部隊がVMA(AW)-224であった。
↑ 1975年7月チェリーポイントで撮影されたVMA(AW)-224 "Bengals"のA-6E/WK-10/Bu.No.155581
↑ 1971年ベトナム戦の中盤を過ぎた1971年頃、同隊は空母コーラルシーに搭載されて、北ベトナム沖で機雷敷設などの任務を行っている。この時は第15空母航空団(CVW-15)のテールコードを付け、ラダーはグリーンをベースにマーキングされていた。A-6A/NL-501/Bu.No.155646
A-6E
↑ 1970年代初期は、尾翼全体を青く染めるマーキングが施されたが、1974年頃ラダーにシーク教徒のターバンを巻いたベンガル虎のマークを入れる時期があった。A-6E/WK-06/Bu.No.155655
↑ VMA(AW)-224は、1966年11月からA-6Aイントルーダー攻撃機を受領して、全天候攻撃機飛行隊に変換したが、A-6A初期のマーキングがラダーにレーダー波の様なマークを入れるか、上のイラストのように黄赤のラインを入れていた。A-6A/WK-04/Bu.No.155651